三月定例会が2月25日~3月29日の会期中で開催されています。
3月3日は朝9時から予算審査の為、予算委員会で各分科会審査が予定されていましたが、急遽、本会議場での会議が召集されました。
議員の間でも、ロシアの軍事侵攻やウクライナの被害の状況に憂慮していたことから、議会として「何かできないのか」というものです。
市民の皆様から、「何かできることはないのか」「何もしなくていいのか」といった問い合わせを頂いていたこともあり、想いを同じくする皆様を代表する想いで、賛成討論をさせて頂きました
ロシアがウクライナに軍事侵攻して、1週間。
今も、ロシア軍とウクライナ軍の戦闘が続いています。
この間、双方の犠牲者は増え続け、住宅地などにも甚大な被害が出ています。
首都 キエフでは、多くの市民が、地下での避難生活を続けています。
67万人の方が、国外に避難しており、昨日、岸田総理も、避難民を受け入ると表明しています。 また、ロシアは「戦術核兵器」の使用に言及するなど、今世紀最大の危機的状況といえます。
「核兵器による威嚇、ましてや、核の使用はあってはならない」
というのが、世界唯一の被爆国である我々、日本国民の心情ではないでしょうか。
さらに、北方領土や尖閣、竹島で領土問題を抱える日本にとって、単に「ウクライナの領土と主権」という対岸の火事ではありません。
ロシアの武力による現状変更は、国際社会においても重要な局面として、国連の緊急特別会合が開かれ「ロシアを非難する決議」には、欧米や日本など、合わせて141の国が賛成し、採択されました。
今回のロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対して、京丹後市議会が出来ることは決して多くはありません。
しかし、多くの市民が、このことに心を痛めています。その声を代弁するのも「議会の責務」と確信し、「ロシアによるウクライナ侵攻を非難する決議」に賛成します。